OEM (おーいーえむ)
OEMとは、委託者のブランド名で製品を製造すること、またはその製造メーカーを指します。什器や販促ツールの業界においては、自社で設計やデザインを行い、製造実務を専門の工場(OEMメーカー)に委託する形態が一般的です。ブランド企業にとっては、自社で大規模な工場設備を持たずに、専門的な技術(アクリル加工、木工、LED組み込みなど)を活用して高品質なオリジナル什器を製作できる大きなメリットがあります。
OEM活用の主なメリット
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設備投資コストの削減
成型機やレーザー加工機、塗装設備などの高価な機械を自社で保有・維持する必要がありません。必要な時に必要な分だけ、専門工場のリソースを活用できます。 -
専門技術による高品質な仕上がり
「アクリル加工に強い」「金属加工が得意」など、特定の素材や技術に長けたOEMメーカーを選定することで、自社単独では難しい複雑なデザインや高い耐久性を実現できます。 -
コア業務(企画・デザイン)への集中
製造工程を外部に任せることで、自社は「どのような売り場を作るか」「どのようなデザインが消費者に刺さるか」という企画やマーケティング活動に専念できます。 -
小ロットから大ロットまで柔軟な対応
試作1台の製作から、全国展開に向けた数千台の量産まで、工場の規模やラインに合わせて最適な製造パートナーを選ぶことが可能です。
什器OEMの流れとポイント
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企画・設計(仕様決定): 素材(アクリル、MDF、塩ビなど)、サイズ、耐荷重、LEDの有無などを決定します。図面や3Dデータを作成し、OEMメーカーへ共有します。
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試作(プロトタイプ): 量産前に1台製作し、強度や色味、商品の収まり具合を実物で確認します。ここで修正を行うことが量産時のトラブル防止に直結します。
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品質管理(検品): アクリルの透明度、接着面の気泡、塗装のムラなど、自社のブランド基準に合致しているかを厳しくチェックします。
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納品・物流: 完成した什器を各店舗へ直送(アソート発送)する体制が整っているOEMメーカーを選ぶと、展開がスムーズになります。
異素材を組み合わせるOEMのトレンド
最近の什器OEMでは、単一素材ではなく、複数の素材を組み合わせた「ハイブリッド什器」の要望が増えています。
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アクリル × LED: 高級化粧品ブランドのテスター台など。
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木材(MDF)× 金属(スチール): アパレルやセレクトショップの什器など。
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樹脂(PS/ABS)× 液晶モニター: 家電量販店などのデジタル販促什器。