カートン什器 (かーとんじゅうき)
カートン什器とは、主に厚紙や段ボール(カートン)を素材とした、組み立て式の店頭販売促進用什器です。 軽量でコストパフォーマンスに優れ、商品の輸送箱がそのままディスプレイに変わるものから、大型の自立型(フロアディスプレイ)まで、店頭販促(POSM)において最も汎用性の高い什器のひとつです。
カートン什器の主なメリット
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圧倒的な低コストとスピード
金属や樹脂製の什器に比べ材料費・加工費が安く、短期間で大量に製作できます。期間限定のキャンペーンや、新商品の全国一斉発売などに最適です。 -
輸送効率の高さ(フラットパッキング)
使用前は平らな状態で配送できるため、輸送コストを最小限に抑えられます。店舗到着後にスタッフが簡単に組み立てられる設計が一般的です。 -
高いデザイン自由度
全面にフルカラー印刷が可能なため、ブランドロゴやタレント写真、商品説明などを大きく、鮮やかに表現できます。什器そのものが「巨大な広告」として機能します。 -
環境負荷の低減と廃棄の容易さ
紙素材であるため、使用後は資源ゴミとしてリサイクル可能です。環境配慮(SDGs)を重視する現代の店舗展開において、廃棄コストや環境負荷を抑えられる点は大きな利点です。
代表的なカートン什器の形態
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カウンターディスプレイ: レジ横や棚の空きスペースに置く小型タイプ。新商品のお試しや、ついで買いを誘発します。
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フロアディスプレイ(FSU): 通路やエンドに自立させて設置する大型タイプ。圧倒的な存在感で、その場所をブランド専用のホットゾーンに変えます。
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ハンガーディスプレイ: 棚の支柱などに吊り下げるタイプ。デッドスペースを有効活用し、関連陳列(クロスMD)を促進します。
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パンフレット・チラシ立て: 什器の一部にポケットを作り、チラシやカタログを配布する機能を兼ね備えたもの。
異素材との組み合わせ(ハイブリッド活用)
カートン什器の弱点である「耐久性」や「質感」を補うため、アクリル等の異素材と組み合わせる手法が効果的です。
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アクリル製商品トレイの挿入: 土台はカートンでコストを抑えつつ、商品を置く部分にアクリル製のトレイや仕切りを使うことで、清潔感と高級感をプラスします。
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PET製保護カバー: 汚れやすい部分やテスター設置箇所に透明な樹脂シート(PETや塩ビ)を貼ることで、長期間の設置でも美しさを維持します。
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LED・デジタルサイネージの埋め込み: カートンの構造内に小型モニターやLEDを組み込み、紙の軽さとデジタルの訴求力を融合させた次世代型什器も増えています。