ベース (べーす)
ベースとは、店舗什器の最も基礎となる「土台」や「底部」を指します。什器全体の安定性を支える構造的な役割だけでなく、商品の陳列スペースとしての機能や、ブランドの重厚感を演出するデザイン的な役割も担います。「ベース」という言葉は、ゴンドラ什器の最下段(ベース棚)を指す場合と、カウンターディスプレイなどの底板を指す場合の大きく2通りがあります。
ベースの主な役割とメリット
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什器の安定性と安全性(低重心設計)
什器の重心を下に集めることで、お客様の接触や地震などによる転倒を防ぎます。特に高さのある什器や重量物を置く什器では、ベースの堅牢さが重要です。 -
ストック(在庫)スペースの確保
最下段のベース部分を「ストック入れ」として活用することで、頻繁なバックヤードへの往復を減らし、品出しの効率化を図ることができます。 -
視覚的な「安定感」と「高級感」
ベースに適度な厚みや重厚な素材(木製、石目調など)を使用することで、什器全体に高級感を与え、展示されている商品の価値を底上げします。 -
配線や駆動部の隠蔽(メカ隠し)
LED照明やモーションディスプレイ(回転体)を導入する場合、ベース内部に配線、トランス、モーターなどを収めることで、見た目をスッキリと美しく保ちます。
素材と演出の工夫
ベースのデザインは、店舗の雰囲気や商品のカテゴリーに合わせて選択されます。
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アクリル製ベース: 透明なアクリルを使用すると、什器が浮いているような「浮遊感」を演出できます。また、乳半アクリルにして内部にLEDを仕込めば、ベースそのものを発光させる(ステージ演出)ことが可能です。
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木製(MDF・メラミン)ベース: 温かみや重厚感を出したい場合に最適。アパレルや高級雑貨、化粧品のコフレ展示などで、商品をしっかり「構える」演出に使われます。
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スチール製ベース(ゴンドラ): 最も一般的で頑丈なタイプ。マグネット式のPOPや、アクリル製の前面パネル(巾木)を貼り付けることで、容易にイメージチェンジが可能です。
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ミラー(鏡面)ベース: ベースの天面に鏡や光沢素材を貼ることで、商品の底面を映し出し、リフレクション効果による華やかさをプラスします。