垂直陳列(縦割り陳列) とは | 用語集 | 株式会社イーエムオー 垂直陳列(縦割り陳列) とは | 用語集 | 株式会社イーエムオー

glossary

垂直陳列(縦割り陳列) すいちょくちんれつ(たてわりちんれつ)

垂直陳列(バーティカル陳列)とは、同じカテゴリーや同じブランドの商品を、棚の最上段から最下段まで垂直(縦方向)に並べる手法です。お客様が棚の前に立った際、視線を上下に動かすだけで、そのカテゴリーの全容を把握できるのが特徴です。コンビニエンスストアやドラッグストアなど、通路幅が限られており、お客様が特定の棚の前で立ち止まって商品を選ぶスタイルの店舗で非常に効果的です。


垂直陳列の主なメリット

  1. 視認性と発見性の向上
    お客様が通路を歩きながらでも、
    縦に並んだ「色の帯」や「商品の塊」としてカテゴリーを認識しやすくなります。遠くからでも「ここにシャンプーがある」と直感的に伝わるため、目的の場所までお客様をスムーズに誘導できます。

  2. すべての段が活用される
    水平陳列では特定の段(ゴールデンゾーン)だけに注目が集まりがちですが、
    垂直陳列は視線が上下に流れるため、上段や下段にある商品にも接触する機会が増えます。

  3. 比較検討がスムーズ
    「サイズ違い」「容量違い」「色違い」などを縦に並べることで、
    お客様は一歩も動かずに、視線の上下移動だけで自分に最適な商品を選び出すことができます。

  4. 狭い通路での効率化
    横に動く必要がないため、
    他のお客様の通行を妨げることなく買い物を楽しんでもらえます。これは日本の都市型店舗において大きなメリットとなります。


水平陳列との違い

  • 垂直陳列(縦割り): 特定の場所で足を止めて「選ばせる」のに適しています。多品種少量の商品群に向いています。

  • 水平陳列(横割り): 通路を歩きながら「眺めさせる」のに適しています。大量販売やブランドの統一感を出すのに向いています。


効果を高める什器・ツールの活用

  • アクリル製棚割仕切り(ディバイダー): 垂直方向のラインを強調するために、隣のカテゴリーとの境界に透明なアクリル仕切りを設置します。これにより、縦の「色のブロック」がより鮮明になり、視認性がさらに高まります。

  • サイドパネル・サイドPOP: 棚の支柱部分に縦長のPOPやアクリルパネルを取り付けます。「ここからここまでは〇〇カテゴリー」という区分けを明確にすることで、垂直陳列の効果を補強します。

  • スリット什器用アクリル棚: 壁面の垂直陳列では、アクリル製の透明棚を使用することで、下段の商品に上段の影が落ちるのを防ぎ、垂直ライン全体を明るく見せることができます。