コールドゾーン とは | 用語集 | 株式会社イーエムオー コールドゾーン とは | 用語集 | 株式会社イーエムオー

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コールドゾーン こーるどぞーん

コールドゾーンとは、店舗の陳列棚において、お客様の視線が届きにくく、商品の手に取りやすさが低いエリアのことを指します。一般的には、成人男性・女性の平均的な視線よりも「高すぎる場所(最上段)」や、腰をかがめなければならない「低すぎる場所(最下段)」、あるいは主通路から外れた「棚の隅」などがこれにあたります。売上の中心となる「ゴールデンゾーン」とは対照的な位置付けであり、このエリアをどのように活用するかが、店舗全体の販売効率を左右します。


コールドゾーンの主な特徴

  1. 視認性と接触率の低下
    自然な姿勢では視界に入りにくいため、新商品や推奨商品を置いても気づかれにくい傾向があります。意図的な演出をしない限り、売上数量は伸びにくいエリアです。

  2. 目的買い商品の配置場所
    わざわざ探してでも買う「指名買い」の商品(例:大容量の調味料、トイレットペーパー、特定の銘柄の酒類など)の配置に適しています。

  3. 在庫保管スペースとしての側面
    最上段などは、売り場とバックヤードを兼ねたストック場所として利用されることもあります。


コールドゾーンを活性化させる手法

デッドスペースになりがちなコールドゾーンを有効活用するために、以下のような什器や演出が用いられます。

  • アクリル製傾斜ステージ: 最下段の商品を少し上向きに傾けて陳列することで、立ったままの状態でもパッケージが視界に入りやすくなり、視認性を改善します。

  • LED棚下照明(シェルフライト): 暗くなりがちな最下段を明るく照らし出し、暗がりによる「売れ残っている感」を払拭します。

  • 大型のPOP・ダングラー: 高い位置(コールドゾーン)にある商品に対して、天井から吊り下げるダングラーや大型のスタンドPOPを用いることで、遠くからでもその場所を認識させます。

  • ボリューム陳列: 下段に商品を大量に積む「バルクディスプレイ」を行うことで、視線は低くても「お得感」や「迫力」によって足を止めさせることが可能です。


適切な配置戦略

  • 最上段(コールドゾーン): 軽量なもの、パッケージの大きいもの、またはブランドロゴを象徴的に見せる展示。

  • 最下段(コールドゾーン): 重量の重いもの(水、米)、ストック品、安価な特売品。