足つき什器 (あしつきじゅうき)
足つき什器とは、本体を支えるための「脚(レッグ)」がある什器の総称です。床面にベタ置きするタイプとは異なり、什器の底面と床の間に**「隙間(空間)」**があるのが最大の特徴です。アパレル、インテリア、セレクトショップなどで、空間を広く見せたい場合や、ブランドに軽快さ・高級感を与えたい際によく採用されます。
足つき什器の主なメリット
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空間の開放感(ヌケ感)
床が見える面積が増えるため、同じサイズの什器でも圧迫感が軽減されます。狭い店舗でも空間を広く感じさせる効果があります。 -
清掃性の向上
什器の下にモップや掃除機が入りやすいため、埃が溜まりにくく、常に清潔な売り場を維持できます。飲食店や衛生面を重視する店舗にも適しています。 -
デザイン性とブランド演出
脚の素材(木製、真鍮、細身のスチールなど)や形状(猫脚、テーパー脚など)によって、ヴィンテージ、モダン、北欧風といったブランドの世界観を強く表現できます。 -
配線の処理が容易
什器の下に空間があるため、LED照明の配線やコンセントへのアクセスがスムーズに行えます。
脚のタイプと演出効果
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細身のスチール脚: インダストリアルでモダンな印象。アクリル製の展示ケースと組み合わせると、商品が宙に浮いているような演出が可能です。
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木製テーパー脚(先細り): 北欧家具のような温かみと軽やかさを演出します。ライフスタイル提案型の売り場に馴染みます。
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アジャスター付き脚: 床のわずかな傾きを調整できる実用的なタイプ。什器のガタつきを防ぎ、ガラスやアクリルなどの割れ物の展示に安心感を与えます。
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キャスター脚: 移動が可能なタイプ。レイアウト変更が頻繁なポップアップストアやイベント什器として非常に優秀です。
VMD・設計上の注意点
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耐荷重の確認: 脚で全体を支えるため、ベタ置き什器よりも接地面への負荷が集中します。重量物を載せる場合は、脚の強度と本数の設計が重要です。
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デッドスペースの管理: 脚の下が空いているため、そこに商品が落ちたり、ゴミが入り込んだりしないよう、定期的なチェックが必要です。
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重心のバランス: 脚がある分、重心が高くなりがちです。転倒防止のため、ベース(土台)側に重りを入れるなどの安全対策を施します。