発泡スチロール什器 (はっぽうすちろーるじゅうき)
発泡スチロール什器とは、ポリスチレン樹脂を膨らませた「発泡スチロール(EPS)」を主素材として製作された販売促進用の什器です。非常に軽量でありながら一定の強度を持ち、複雑な形状の成型も可能なため、期間限定のキャンペーンや大量導入が必要なプロモーションで重宝されます。安価なイメージがありますが、表面処理(コーティングや塗装)を施すことで、木製や金属製に見えるような高い意匠性を持たせることも可能です。
発泡スチロール什器の主なメリット
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圧倒的な軽量性
大型の什器でも一人で容易に持ち運び・設置が可能です。店舗スタッフの作業負担を軽減し、配送コスト(運賃)の劇的な削減にも貢献します。 -
加工の自由度と立体感
電熱線によるカットや金型による成型により、曲面や複雑な3D形状を自由に作り出せます。ブランドロゴやキャラクターの形を模したインパクトのある什器作成に最適です。 -
優れた緩衝性と断熱性
素材自体の特性として、衝撃を吸収しやすいため、ガラス瓶などの重量物や壊れやすい商品の展示にも向いています。また、保冷が必要な飲料や食品の簡易陳列ケースとしても活用されます。 -
低コストでの大量生産
金型成型を用いれば、短期間で同一形状の什器を大量に製作でき、全国規模の店舗展開におけるコストパフォーマンスに優れています。
デジタル印刷や異素材との組み合わせ
現代の発泡スチロール什器は、単体ではなく他の素材と組み合わせて進化しています。
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アクリル天板の併用: 発泡スチロールの土台の上にアクリル板を載せることで、表面のキズを防ぎ、高級感をプラスします。テスターを置くスペースなど、直接手に触れる部分の耐久性を補完します。
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硬質コーティング: 表面に特殊な樹脂を吹き付けることで、岩のような質感や金属のような光沢を出しつつ、凹みや欠けに強い強固な什器に仕上げます。
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強化紙・スチレンボードとの合体: 構造体を構成し、表面に高精細なデジタル印刷を施したスチレンボードを貼ることで、グラフィカルで情報量の多い什器を実現します。