FSU(Free Standing Unit) とは | 用語集 | 株式会社イーエムオー FSU(Free Standing Unit) とは | 用語集 | 株式会社イーエムオー

glossary

FSU(Free Standing Unit) ふりーすたんでぃんぐゆにっと

FSU(Free Standing Unit)とは

FSUとは「Free Standing Unit」の略称で、店舗の通路やイベントスペースなどに、壁や棚に頼らず自立して設置される大型の陳列什器のことです。日本語では「フロアディスプレイ」や「島陳列什器」とも呼ばれます。店舗の導線上に独立して配置されるため、360度全方位からの視認性が高く、特定のブランドやキャンペーンを強力にプロモーションする際に最も効果的なツールのひとつです。


FSUの主な役割とメリット

  1. 圧倒的なアイキャッチ効果
    既存の棚から独立しているため、買い物客の歩行導線をあえて遮る、あるいは誘導する形で視線を集めることができます。新製品のローンチや季節限定イベントの主役として機能します。

  2. ブランドの世界観の完全再現
    店舗の既存棚の制約を受けないため、什器全体の形状、色、素材(アクリル、金属、木材など)を自由に設計でき、ブランドのイメージをダイレクトに伝えることが可能です。

  3. 売り場の柔軟な構築
    キャスター付きのタイプであれば移動も容易で、時間帯や混雑状況に合わせて最適な場所に配置を変更できます。


FSUの主な種類と素材

  • FSDU(Free Standing Display Unit): 主に段ボールや厚紙で作られた使い切り型の自立什器です。軽量でコストが低く、数週間〜数ヶ月の短期プロモーションに最適です。

  • 常設型FSU(アクリル・金属・木製): デパートの化粧品売り場や家電量販店などで見られる、長期間設置を前提とした什器です。

    • アクリル製: 透明感と光沢を活かし、高級感を演出します。LEDを内蔵して商品をライトアップする演出がよく行われます。

    • 金属・木製: 重量のある商品(飲料ボトル、工具、電化製品など)の陳列に適しており、堅牢性が求められる現場で活躍します。


成功するFSU設計のポイント

SEOや店舗マーケティングの観点では、以下の要素が重要視されます。

  • 360度デザイン: どの角度から見ても美しく、商品情報が認識できる設計。

  • ショッパー・マーケティング: 顧客が商品を手に取りやすい高さ(ゴールデンゾーン)を意識した構造。

  • メンテナンス性: 商品の補充がしやすく、かつ清掃が容易な素材選び。特に指紋が目立ちにくい加工や、傷に強いアクリル素材の選定などが重要です。


FSUは、先に解説した「CDU(カウンター用)」と比較して、店舗全体のVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)を左右する大きな役割を担います。