紙製什器 (かみせいじゅうき)
主に段ボールや強化段ボール、板紙(ボール紙)を素材として製作される陳列・販促用の道具です。「ペーパーディスプレイ」とも呼ばれ、スーパーの特設コーナーやドラッグストアの新商品催事などで欠かせない存在となっています。
紙製什器が注目される3つのメリット
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圧倒的なデザインの自由度:
フルカラー印刷が容易で、商品の形状やブランドの世界観に合わせた複雑なカット(ダイカット)が可能です。什器自体を「巨大な広告塔」として活用できるため、アイキャッチ効果が非常に高く、新商品の立ち上げや期間限定キャンペーンに最適です。 -
物流・設置コストの削減:
金属や木製に比べて軽量なため、輸送コストを大幅に抑えられます。多くが折り畳み式(ノックダウン構造)で設計されており、店舗スタッフが工具なしで簡単に組み立て・廃棄できる点も大きな利点です。 -
SDGs・環境への配慮:
使用後は古紙としてリサイクル可能なため、環境負荷を低減できます。脱プラスチックが求められる現代の店舗設計において、企業の環境姿勢を示す重要なツールとなっています。
主な種類と活用シーン
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フロアディスプレイ: 通路に自立させ、大量陳列で「島」を作る大型什器。
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カウンターディスプレイ: レジ横や棚の空きスペースに置く小型の卓上什器。
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ハンガーディスプレイ: 棚のサイドなどに吊り下げ、デッドスペースを活用する什器。
軽量ながら構造設計次第で数kgの荷重にも耐えられるため、飲料や化粧品、菓子類など幅広いカテゴリーで採用されています。