ワンウェイ什器 とは | 用語集 | 株式会社イーエムオー ワンウェイ什器 とは | 用語集 | 株式会社イーエムオー

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ワンウェイ什器 わんうぇいじゅうき

ワンウェイ什器とは、その名の通り「使い捨て(一度きり)」を前提としたプロモーション用什器のことです。主に新商品の発売キャンペーンや季節イベントなど、短期間(数週間〜3ヶ月程度)のプロモーションで使用されます。高価な金属や木材ではなく、低コストで加工しやすい段ボール(カートン)やスチレンボード、再生プラスチック(PET・塩ビ)などが主材料として選ばれます。


ワンウェイ什器の主なメリット

  1. 圧倒的なコストパフォーマンス
    材料費と加工費が安いため、全国数百〜数千店舗へ一斉導入する際、トータルコストを劇的に抑えることができます。

  2. 輸送・設置の効率化
    「フラットパッキング(平積み)」状態で配送でき、店舗到着後にスタッフが数分で組み立てられる設計(ノックダウン式)が主流です。軽量なため、送料も最小限で済みます。

  3. デザインの自由度と情報量
    什器全体にフルカラー印刷が可能なため、タレントのビジュアルや商品説明を大きく掲載し、什器そのものを「巨大な広告塔」として機能させられます。

  4. 廃棄の容易さと環境配慮
    キャンペーン終了後は、そのまま資源ゴミ(紙リサイクルなど)として廃棄可能です。最近では、環境負荷を低減するために「再生可能素材」のみで構成されたワンウェイ什器の需要が高まっています。


代表的なワンウェイ什器の形態

  • フロアディスプレイ: 通路やエンドに自立させる大型什器。段ボール製でも構造設計を工夫することで、飲料ボトルなどの重量物も陳列可能です。

  • カウンターディスプレイ: レジ横や棚のわずかなスペースに置く小型什器。新商品のサンプリングや、ついで買いの誘発に特化しています。

  • ハンガーディスプレイ: 棚の支柱などに吊り下げるタイプ。PETシートや薄い段ボールで作られ、デッドスペースを有効活用します。


「ワンウェイ」を「高品質」に見せる工夫

使い捨てとはいえ、安っぽく見せないために異素材や技術を組み合わせる手法が増えています。

  • アクリルパーツのスポット利用: 基本構造は段ボールにしつつ、商品を置くトレイやテスターを差し込む部分だけ「アクリル製」にすることで、清潔感と高級感をプラスします。

  • 表面グロスニス・ラミネート加工: 印刷面に光沢を出すことで、樹脂製什器に近い質感を与え、店頭でのアイキャッチ効果を高めます。

  • LEDユニットの同梱: 乾電池式の簡易LEDユニットを組み込み、暗い売り場でも特定の部分を光らせる演出を施します。